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く人Interview
株式会社マルシメ 遠田 康貴さん

遠田康貴さんは、1983年生まれ、秋田県湯沢市出身です。
家業の電気工事店で勤務した後、2015年1月に株式会社マルシメに入社しました。
入社時は準社員(非正規雇用)としての採用でしたが、今は正社員となり、店舗のエリアマネージャーとして、家庭用品・電気・DIY(日曜大工)コーナー等のエリア全般を統括する立場です。
加えて、DIYバイヤーとして商品の買い付けも担当し、CSR事業のリーダーとして会社の社会貢献活動にも携わるなど、多方面で活躍しています。

入社のきっかけ

ハローワークの求人を見て、1からスタート

大学時代にアルバイトで販売スタッフの経験はありましたので、店舗スタッフや接客は自分の経験を生かせるかなということで、ハローワークの求人を見て応募しました。
家業の電気工事の仕事をしているときは、主に電気配線工事や事務作業を行っていて、パソコンは使っていましたが、EC(インターネットでの商品販売)は初めての経験だったので、一からのスタートという感じでした。

未経験の仕事に携わって

入社した時は、まずスポーツ売場の配属になって、スポーツ用品やアウトドア用品、釣り用品を扱う店舗スタッフとして勤務していました。
僕は初めての売場だったので、長くいる正社員の方から仕事を教えてもらいました。正社員で経験を積まれている方は年も離れていますので、コミュニケーションが一番大事だと感じています。でも、ただ教えてもらうだけではなくて、僕からは新たな提案をどうしていこうかとか、どこが問題点だから解決していこうかっていうアプローチをするように頑張っています。

この地域には何が必要なのだろうか

それから間もなく、釣り用品のバイヤーを任されまして、今まで釣りの経験が全くなかったのですが、展示会に行ったり、ベンダー(問屋)さんやメーカーさんから話を聞いたりして、どうやったらいい売場になるだろうか、何が足りていないのだろうか、この地域には何が必要なのだろうか、など色々考えて、いろんな手を使って覚えていきました。
ECも新規業態で最初は難しかったですが、慣れてしまうと、なんて便利なものだろうと思います。今はECが普及していますので、当時の社長の考えが的確だったんだなと思いますね。

CSR委員会の自立支援事業

スーパーモールラッキーを舞台にして、外には出られるけれど働くことが難しい、引きこもりがちな方や目に見えない障害を抱えた方を対象に、簡単な仕事のお手伝い体験をしていただいて、社会に出るきっかけづくりをする、「らいくステップ〜お買い物で自立支援トレーニング〜」というCSR事業(社会貢献活動)を行っています。マルシメ全体で取り組んでいて、社会福祉協議会と共催で開催している事業です。

園芸コーナー

今年度(2020年度)も秋田県内から18名が参加されて、12名ほどは就職につながったという実績があります。

参加者の方は、自分では何とかこの状況を打開したいと思っているんですけれど、なかなかそういうきっかけを作ってもらえる場所がなくて、悩まれている方が多くいます。参加された当事者の方には、不登校の学生の方から、50代ぐらいの方までいらっしゃって、幅広い年代で悩んでいる方がいるんだなというのを感じました。

仕事のやりがい

大通り企画コーナー(薪ストーブ)

仕事に必要なスキルは業界的にも日々変わっていくんですが、現場レベルで考えると、チームワークが一番大事ですね。
売場もオリジナリティや手作り感が大事だと感じていまして、いかにお客様が要望されていることを聞き取れるか、それをどうやって売場に反映させるかを考えて売場づくりをしています。

成長につながっていることをすごく実感しています

仕事は毎日充実していて、新しいことや今まで知らなかったことを、たくさん経験させていただいています。自分にとってプラスになりますし、成長につながっていることをすごく実感していますね。

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採用した人インタビュー
「株式会社マルシメ」