インタビュー企業の方へのインタビュー
採用した当時のこと
2006年に損保ジャパンのコールセンターを新たに立ち上げる計画があり、その前年からオープニングスタッフの採用活動を始めました。
当時としては全国最大規模のコールセンター設立で、秋田県と秋田市の積極的な誘致活動があったほか、秋田県民の県民性が非常に誠実で勤勉であり、損害保険のコールセンターに向いている人柄だということで秋田市新屋に進出を決定した経緯があります。
長谷川の採用は私が直接担当しましたが、当時から非常に明るくて知的でコミュニケーション能力も高くて、業務に適性があると判断して採用を決定したことを今でも思い出しますね。
当時は就職氷河期と言われる年代でしたが、他の企業が門戸を閉ざしていた状況の中で私たちは採用活動をしましたので、結果的には優秀な方が多く来ていただけたと思っています。
就職氷河期世代の印象
就職氷河期世代だからといって能力に差があるとは思えません。当時の状況で、行きたい会社に行けなかった、やりたい仕事に就けなかったという方が多くいらっしゃるというのは、潜在能力がある方が埋もれているのではないかと思います。
例えば、サービス業などお客様と接するお仕事をされている方は、コールセンターのお仕事も向いている方のように思います。
採用時から大切にしているポイントと社員への期待
普段の姿勢や考え方が、電話の向こうのお客様にも通ずる
コールセンターは、直接お客様とお会いするのではなく、電話を通じてお客様と接するお仕事ですが、お客様には見えない身だしなみや態度も電話の応対に現れると思っていますので、採用面接の時から態度、マナー、話し方はよく見ていました。
入社後は私が責任者となりましたから、新卒で入社した社員には親御さんに代わって自分が教えていくという信念で、マナーや考え方についてはきっちりと指導しました。普段の姿勢や考え方が、直接見えない電話の向こうのお客様にも通ずるのだということをよく話してきました。
今私は秋田を離れて東京におりますが、当時採用した人達が現在損保ジャパンのカスタマーセンターで中核を担ってくれていることを大変嬉しく思いますし、みんなには更なるステップアップをして、キャリアビューローという会社を背負って立つような高みを目指してもらいたいと期待しています。
就職氷河期世代の採用について
秋田では約150名の社員が働いていますが、うち約130名は女性です。女性にとって働きやすい職場になるように、非常に制度を充実させています。その効果もあって退職者が少ないため、今は新卒の方を中心に毎年約10名程度の採用となっていますが、就職氷河期世代を含めた既卒の方も毎年数名採用していますので、チャレンジしたい方がいらっしゃればぜひ手を挙げていただきたいと思います。
会社概要
会社名/損保ジャパンキャリアビューロー株式会社
代表者/代表取締役社長 小平 恵子
本社住所/〒163-0530 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル30階
設立/1985年 7月 1日
氷河期世代へのインタビューは、
こちらをご覧ください。
「損保ジャパンキャリアビューロー株式会社」
就職氷河期世代が
活躍している
企業の方
へのインタビュー
損保ジャパンキャリアビューロー株式会社
取締役執行役員 漆原 拓一さん
損保ジャパンキャリアビューロー株式会社は、東京都新宿区に本社を置く人材派遣業・職業紹介業などを行う会社です。秋田・東京・大阪・札幌・佐賀の全国5か所に事業拠点があり、秋田にあるコールセンターでは、約150名の社員が働いています。
2006年に入社し、現在は秋田事業所長を努める長谷川美穂さんの採用について、取締役執行役員の漆原拓一さんにお話を伺いました。